日本とオーストラリア冠婚葬祭にお金がかかるのはどっち?

風習、伝統など

答え:日本

日本はイベント毎にお金がかかりすぎではないでしょうか?

そういう習慣だから、といわれればそれまでなんだけどね。

海外在住のメリットの一つでもある、冠婚葬祭にそこまでお金がかからないことについて少し。日本は、下記のような節目節目でお金を包む習慣がありますが、海外ではほぼないと思ってよいです。お金を包む代わりにプレゼントを用意する場合が多いです。

  • 出産祝い
  • 入学祝
  • お年玉
  • 香典
  • 結婚祝い

日本の場合、地域によってその他あると思いますが、ざっとこのくらい各イベントで出費があります。それだけではないのです、お葬式や結婚式などについては式を執り行う側は何百万円という費用がかかります。

 

20代の若者でも、月給20万の一人暮らしでも、結婚式に包む金額は3万円とされているわよね。よく考えたら、とんでもない習慣よね

結婚式が立て続けにあるときなんか、悲惨ね。

誘われても断ればいいのよ。

出産祝い編

日本では最近でこそ、浸透し始めていますが、出産前にベイビーシャワーなるパーティがあり、これは赤ちゃんが生まれる前に友達同士で集まりお祝いパーティーをするのですが、母になる人は何が欲しいか事前にリクエストしておけるのです。それを友達同士でお金を出し合い買うのですね。不要なものをプレゼントとしてもらうよりよっぽど良いです。

ですので、出産祝いは特に無いのですがあるとすれば、出産の知らせを聞いたらバルーンやお花などを贈るのが一般的です。

 

入学祝い編

日本でしたら、親戚同士でやはりお金を包みますが、海外ではありません。入学祝いの習慣はおろか、オーストラリアでは学校の入学もないのです。学校初日、子供を連れてきた親御さんの中にスーツを着た人などは一切みかけませんし、集合写真の撮影なども初日にはありません。いつも子供を送り迎えするような感覚で初日も来ています。学校の初日であろうとそんな感じなのです。なーんだ、そんな楽でいいんだな。と、なんとも少子抜けしてしまうような、メリハリがない印象です。ですが、入学式などにスーツ着たりして気張らなくていいのは大変ありがたいです。

初日での集合写真撮影はないですが、のちに生徒と先生の写真撮影はあります。記念にクラスメイトのみんなの名前がプリントされたジャケットやポロシャツなんかを作ったりもしてくれます。おもしろいですよね。記念になるし、いいんじゃないかなと思います。

お年玉編

オーストラリアのお正月は日本人にとって味気ないものです。まず、季節が夏なので🎍正月という気が全然しません。当然ですが、街中のデコレーションもお正月っぽさは皆無です。正月だからといって子供にお金を渡しませんので、大人は助かります。日本のお正月は、お節料理であったり正月飾りなど風情があってやはりいいですね。

子供の楽しみはクリスマスに集約されているってわけね。

そもそも正月に子供にお金を渡す習慣ってどういう意味があるんでしょうね。

お年玉の語源は、正月歳神(年神)を迎えるために供えられた、丸い鏡餅=(歳神(年神)の霊魂が宿った依り代、歳神(年神)の象徴)が、家長によって子供に分け与えられ、その餅が「御歳魂(おとしだま)」と呼ばれたことから、とする説がある。つまり、その年を、1年間を、生きるために必要な、歳神(年神)の霊魂=生命を、子供に分け与えることで、(強い生命力には、魔=災厄を退ける力がある)、子供の無事な成長を願う、宗教的な意味がある。また、これを年のありがたい賜物(たまもの)であるとして「年賜(としだま)」と呼ばれたことから、とする説もある。

お年玉の習慣は中世にまでさかのぼり、主として武士は太刀を、町人は扇を、医者は丸薬を贈った。

現代のように現金を渡すのが一般的になったのは、昭和30年代以降だとされている。

これは、経済成長とともに農村社会が解体され都市生活者となり、稲(米)や餅を作らなくなった代わりだともされている。

また、昔は正月に子供に玩具を与えており、お金は玩具の代わり=玩具代だとする説もある。

または、この場合、お金が鏡餅と同じ意味・機能を果たしているとも考えられる。

例えるなら、稲(餅米)が昨年の収入、鏡餅が家産の集合体、お年玉(=砕いた鏡餅の断片)が家産からの財産分与、ということになる。

引用元:Wikipadia

なるほどねー、浸透しすぎた習慣について今まで不思議に思うことはなかったわ。いろいろあるわな。

 

 

香典編

オーストラリアのお葬式では、日本のように参列者の難しい服装マナーやしきたりなど皆無です。黒服でないといけない、黒は黒でも光る素材は着用してはいけない、などという決まりもなければ、遺族に対してお金を包むなどという習慣は存在しません。ちなみにですが、通夜もありませんし、お葬式の時でさえ、故人のお顔と対面することもないです。親族でもよっぽどのことが無ければ対面はしません。

人が亡くなったときおそらくどの国でも何らかの儀式をすると思います。今までの経験上、日本のお葬式は高いと思いますね。田舎なら地域のサービスを利用すればそこまでかからないようですが、中には業界の大手に頼むと不必要なオプションを気がついたら色々つけられていて想像以上に高額になることも確かです。

葬儀屋にお金払うために今まで貯金してたわけじゃないはずよ。

まあね、誰のための葬儀かまず考えた方がいいわね。他人のための葬式ではないはずよ。

 

 

80%の人は病院で亡くなるそうですが、その際、病院から紹介される葬儀屋は断っても失礼にあたりません。ご自分でインターネットで葬儀屋を探してもよいのです。そんな事を考えられる余裕はないかもしれませんが、事前にチェックしておくことで大事なご家族の負担を減らすことができます。ここでは、日本におけるいくつかの葬儀屋と葬儀屋の探し方をご紹介。

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ちなみに当然ですが、上記すべて24時間365日相談無料ですので、

利用しましょう。

私も離れて暮らす日本の家族のために、地域の相場を調べるためにも問い合わせてみました。ご家族が元気でもお問合せだけでもしておくことをお勧めします。

結婚式編

結婚式の相場はそれほど変わりはないのかもしれません、が、友達の結婚祝いに3万円包むというと外国人はびっくりします。日本の結婚式って不思議ですが和洋折衷なんですよねぇ、そしてそれを誰も不思議に思っていないという。おそらく戦後普及したのだと思いますが。しかも2次会などがあるので個人的にめんどくさいですね、まぁ断ればいいのですが。

オーストラリアでは、欧米ではかな?事前に新郎新婦が別々に友達同士で開催するバックスパーティーというものがあり、そのときに独身最後を楽しむ?みんなで祝うのです。パーティーバスを借りてパーティーしてみたり、ボートでパーティーしたり様々です。数年前に、消防車を借りてパーティーしているのをみたことがあります。日本じゃ考えつかないとんでもアイデアですね。

パーティーバス内部画像  参照元:https://www.insidevvip.com/bachelors-stag-bucks-party-lisbon-party-bus-packages.html#

 

まとめ

どうだったでしょうか?

節目節目で封筒にお金を包む文化、良いような、悪いような。時代とともに、さまざまなことが変化するのですから、もうこんな風習やめればいいのです。

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